錦織圭がマレー撃破

錦織圭選手が
全米オープン準決勝進出！

米国ニューヨークで行われている
2016全米オープンテニス準々決勝で、
日本の錦織圭選手が、
世界ランキング2位の強豪
アンディ・マレー選手（英）を
フルセット4時間の死闘の末に見事撃破し、
準決勝（ベスト4）進出を決めました！

これまでの両者の対戦成績は、
マレー選手が7勝1敗と
錦織選手を圧倒していました。

リオ五輪の準決勝においても、
錦織選手はマレー選手の猛攻に屈し、
屈辱のストレート負けを喫していました。

今季マリー選手は、
ウィンブルドンで2度目の優勝、
リオ五輪でも史上初のオリンピック2連覇と
絶好調を維持しており、
全米オープンでも優勝候補に挙げられていました。

 マレー選手との準々決勝での第１セット。

マレー選手の仕掛けの早い攻撃と
自らもミスを連発する展開で
1-6と簡単に落としてしまいます。

第２セットも、
流れはマレー選手でしたが、
ここで雨による突然の中断。

試合再開後、
錦織選手が息を吹き返します！

ここからは、マレー選手と
互角のストローク戦を展開し、
第２セットを奪取！

しかし、第３セットを落とし、
セットカウント1-2でもう後が無くなります。

しかし、第４セットに入り、
明らかにマレー選手が疲労し、
逆に、錦織選手が6-1で圧倒！

ここからは、
勝負を決めるファイナルセット。

両者一進一退の攻防が続いた第11ゲーム、
錦織選手のドロップショットに
マレー選手が追いつきストレート方向に
パッシングショットを放ちます。

これに錦織選手は飛び突き、
返球されたボールはポトリと相手コートに落ち、
マリー選手のサービスゲームを破ります。

この時、マレー選手は、
ラケットをネットに 叩きつけて悔しがります。

そして、
錦織選手のマッチポイント。

錦織選手が渾身のフォアハンドで
マレー選手のバック側へ叩き込み、
すかさずネットへダッシュ！

やっと返したマレー選手のボールは
無情にもネットにかかりゲームセット！

フルセット４時間の試合を制した錦織選手、
グランドスラム初制覇まであと２試合。

健闘を祈ります！

9月16～18日、凱旋帰国する錦織圭選手の
デビスカップ戦を大阪靭テニスセンターで応援しよう！