エディ・ヴァン・ヘイレン 癌 闘病

ハードロック界最高のギタリストの一人、エディ・ヴァン・ヘイレン（Edward Van Halen）が、2020年10月6日、癌との闘病の末、息を引き取りました。

享年65歳。

バンド「ヴァン・ヘイレン（Van Halen）」の商業的成功と、超絶テクニックを誇る凄腕ギタリストの名声の裏では、2000年から2020年まで、長きにわたり癌との壮絶な闘病生活がありました。



2000年に舌癌を発症。しかし、この舌癌は、2年におよぶ治療で完治したといわれていました。

2007年3月には、自身の健康状態が思わしくない事を理由に、リハビリ施設に入所すると公式サイトで発表。しかし、同年9月下旬、バンドのツアー開始。

2011年春に舌癌が再発。同年秋に、舌の一部を切除する手術を受けたことを、エディ自身が、2012年5月に明らかにしました。

2012年8月、大腸憩室炎の緊急手術。

2015年以降、バンド「ヴァン・ヘイレン（Van Halen）」の活動は完全に休止となります。

2015年以降は、咽頭癌の放射線治療のため、米国とドイツを往復する過酷な闘病生活となります。

2019年11月頃から病状はさらに悪化し、新たに肺癌が見つかった時には、脳や他の臓器にも転移していることが判明。

2020年は、入退院を繰り返す日々だったようです。

そして、2020年10月6日、実の息子ウルフ（Wolfgang）により、ツイッターで訃報が公表されたのでした。

全世界で8,000万枚を超えるアルバム売上げを記録。

2007年1月8日、ロックの殿堂入り。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」で第8位（2011年）。

富と名声、作曲、実力と実績を併せ持つロック界最高のギタリストの一人と高い評価を受け、同じミュージシャンからも一目置かれる存在であったエディ・ヴァン・ヘイレン。

エディの訃報に、世界中のロックファンは追悼の意を現すと同時に、不世出の名ギタリストの早過ぎる死を悼みました。


　　　　【ヴァン・ヘイレン】