米国 ワクチン接種開始

2020年12月14日、ついに米国で、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が開始されました。

米製薬大手ファイザーなどが開発したワクチンは、医療従事者、高齢者、そして長期療養施設の入所者を優先して接種される予定。



初のワクチン実用化に際し、米テレビ各局は、ニューヨーク市クイーンズ地区の病院に勤務する女性救急看護師のサンドラ・リンゼイ（Sandra Lindsay）さんが接種を受ける様子を生中継。

トランプ大統領はツイッターで、「おめでとう米国、おめでとう世界」と投稿。

ニューヨーク州のクオモ知事（New York State Governor Andrew Cuomo）は、リンゼイさんに感謝の言葉を伝えると同時に、「これが戦争に勝つための武器だと信じている。（"I believe this is the weapon that will end the war."）」と語りました。

アザー厚生長官は、2021年3月末までには、累計１億人が少なくとも１回は接種を済ませるようにすると会見しました。

感染者数1,600万人、死者30万人と、世界最多の感染国となった米国の救世主と成り得るかが注目されます。

また、米国の結果次第では、日本のワクチン接種開始にも、大きく影響するに違いありません。

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